2014 JNCC 第8戦「20th AAGP 爺ケ岳 国際大会」

レース / RACING REPORT - 2014.11.10

675台、過去最大のJNCCグランドフィナーレ
AAGPで矢野和都が惜敗

 

前日には初の試みとして、地方別リレーであるワイルドクロスが開催。大いに盛りあがりをみせた
 
ウッドチップでソフトな路面が、海外のような走りごたえを演出する爺ヶ岳。
直登するだけでも、その醍醐味を味わえる 
 
残念ながら雨となってしまったが、例年はきれいに紅葉する爺ヶ岳の木々 
 
日本最大のクロスカントリーレースJNCCにおける最終戦、AAGPが11月2日に開催。会場は日本が誇るXCフィールド、長野県爺ヶ岳スキー場。毎年、エントリー開始からすぐに定員オーバーになるほどの人気で、今年は過去でも最多のエントリーを集めて675台が爺ヶ岳に集まった。協力体制にある本場アメリカのGNCCからゲストを招致するのが恒例だが今年はJ・アッシュバーンが来日。また、オーストラリアのナショナルレースで活躍する、K・アンダーソンがハスクバーナFE501でAAGPに参戦することになった。
 
並み居る強豪を相手にホールショットを奪った矢野和都(250EXC)
 
 
FE501でAAGPに初挑戦したオーストラリアのK・アンダーソン 
 
原田健司は出たばかりの15モデルハスクバーナで参戦 
 
 
ビッグボアで立ち向かうアンダーソン 
 

 

【COMP GP】

COMP GPは、AA1におけるKTMのエースである矢野和都がこのAAGPから250EXCにマシンをチェンジ。来季エルズベルグロデオの参戦を意識した乗り換えだが、もとより2ストに馴染みのある矢野は好調。特に始動性の良さを自信に変え、みごと宣言通りのホールショットを決めた。レースはその後、曇りから荒天へと変化したことで難易度を徐々に上げ、難しいコンディションになるものの、アッシュバーンが圧勝。矢野は250EXCの「荒れた路面に強い」特性を活かして中盤には3位を独走。2013年チャンピオンの鈴木健二よりも上位フィニッシュが期待されたものの、ラスト1周ガソリン不足でマシンを前に進めることできず、順位を大きく落としてしまい、5位の結果。アンダーソンは6位に入賞している。
AA2では石戸谷蓮(250EXC-F)が4位。女性初のAAライダー萩原真理子(200EXC)は、2周目でクラッシュしてしまい8位という結果。AクラスはAAへの昇格がかかった水上泰佑(250SX-F)が4位、4年がかりでの昇格を手にした。
 

 

 【FUN GP】

FUN GPではFAで佐藤賢(350EXC-F)が2位、3位にベテラン神馬健(250EXC)が入賞。FDでは山口謙からエントリーしてきた幡生将(150XC)が2位に。
 
TC85で走るライダーも、JNCCでは増加中(ライダーはFA岩井良宏)
 

  

【かつてない「ビール」とKTMのコラボレーション】 

今季より、eniオイルを輸入販売する老舗総合商社、昭和貿易とのコラボレーションで、JNCC会場のKTMビレッジにてeni&クロンバッハビール(ドイツ)をサーバーで提供。KTM/ハスクバーナユーザーかつeniオイルユーザーであれば、無償という素晴らしいサービス。土曜16:00からのオープンは大いに賑わうこととなった。アルコールフリーも用意しており、宿への運転が控えている人にもうれしいサービス。

 

【身体メンテナンスサービスを開始】 

また、新しい取り組み第二弾として、KTMでは月山、糸魚川のぞく全戦で身体メンテナンスサービスをKTM/ハスクバーナユーザー向けに無償提供。これまでのピットサービスに加えて、マシンだけでなく体のコンディションをも整えることで、より幅広くライダーのパフォーマンスを発揮できるよう、特定非営利活動法人日本手技療法セラピスト検定協会と、同協会を母体とするアイ・セラピスト専門学院と提携。ユーザーにも非常に好評、レース前・後にぜひ。

 

 【KTMオレンジアワード&ファンアワード】

昨年に引き続き、KTMで参戦するCOMP全クラスの年間チャンピオン(AA/A/B/R)を、2015年JNCC全戦にシード選手として招待(年間全戦の自動エントリー)。加えて2014年度のKTMオレンジビレッジ内テントにピットスペースを優先提供、ゼッケン及び氏名を入れた看板を掲示する、というオレンジアワードを設定。 
また、KTMで参戦するFUN GPのライダーにサプライズアワードとして1位、10位、15位のライダーにKTMパーツ商品券を用意。

 

【KTMビレッジ&レーシングサービス】 

KTMジャパンではJNCCへのサポートを例年通り展開している。今戦においても、KTMユーザーが利用できるパドックであるKTMビレッジを設置(事前にディーラーへの申し込みが必要)。KTMウォーターをはじめとするドリンク類を無償提供したり、自由に使える休憩スペースを用意したりと、エントラントにも観戦者にも楽しんでもらえるスペースを提供している。 
メーカーを問わずKTMレーシングサービスも実施。KTM以外のライダーをもレーシングサポートし、レース中にトラブルを起こしてしまったライダーへのサポートなどもおこなっている。

 

[GROUP] 2014 JNCC(全日本クロスカントリー選手権)

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