2015 JMX 全日本モトクロス選手権 第3戦 世羅グリーンパーク弘楽園

レース / RACING REPORT - 2015.05.19
星野裕はあと一歩のところで入賞を逃す
     

全日本モトクロス選手権シリーズの今季第3戦となる中国大会は、5月16(土)~17日(日)に広島県の世羅グリーンパーク弘楽園で開催された。

ここは、丘の斜面に設けられたアップダウンの多いコース。路面はハードで、比較的ハイスピードな仕様となっている。基本レイアウトはこれまでのものが継承されたが、今大会に向けて細部の仕様が見直され、フープスはリズムセクションにチェンジ。これ以外のジャンプなどにも改良の手が加えられた。

天候は、予選が行われた土曜日が曇りで、決勝が繰り広げられた日曜日が晴れ。決勝日の最高気温は25度まで上昇し、汗ばむほどの陽気となった。ただし、強い日差しによって路面は乾き、午後にはホコリが多めに舞うことになった。

KTM勢は今季、450cc以下の4ストマシンが走る全日本最高峰クラスのIA1に、星野裕(#15)と北居良樹(#13)が450SX-Fを駆り、これが地元大会となる「KTMうず潮レーシング福山」からフル参戦。星野は国内のファクトリーチーム勢を相手に表彰台圏内でのゴール、北居はレースを楽しみながらの入賞を目指す。予選では、自身にとってもホーム大会となる星野がホールショットを決め、会場を沸かせた。

 
     
【IA1 レースレポート】

決勝ヒート1。大幅にショートカットされた1周目を、星野裕(#15)が11番手、北居良樹(#13)が14番手でクリア。ここから、フルコースとなった2周目には、星野が7番手にジャンプアップした。レース中盤、星野はライバルの転倒で6番手に順位を上げると、翌周からカワサキのファクトリーライダーと激しいバトルを展開。一度はリードを奪ったが、終盤に逆転され、6位と約3秒差の7位となった。また北居は、11位でゴールした。

午後に行われた決勝ヒート2では、星野が1周目7番手の好位置から、上位進出を狙った。レース序盤、ヒート1で足を負傷するハンデを背負いながら、星野は7台が縦に長いグループを形成した4番手争いに加わって走行。しかしレース中盤を迎えたころに、順位を落としてしまった。それでも、最後まで諦めることなく走行を続け、星野は10位でフィニッシュ。貴重な11ポイントを獲得した。なお北居は、スタートで出遅れて12位に終わった。

 

【ライダーコメント】

星野裕(IA1・7位/10位)
 
予選ではホールショットを奪えたので、決勝でも狙っていたのですが、ヒート1はまるで前に出られず。その後は、前のほうで転倒もあったので勝手に順位が上がった部分もありますが、国内メーカーのファクトリーマシンと互角にバトルができ、最後は入賞こそあと一歩で逃したとはいえ、内容としては悪くなかったと思います。ところが、このレースの途中で、コースサイドに岩が埋まっている場所があり、それに気づかず左足をぶつけて痛めてしまいました。そのためヒート2は、かなり厳しい状況。そういう中で、着実にポイントを獲得できたので、まあヨシとしておきます。次戦まで3週間のインターバルがあるので、まずはしっかりケガのケアをして、相性のいいスポーツランドSUGOでも好成績を狙います。 
     

北居良樹(IA1・11位/12位)
 
情けないとしか言いようのないレースになってしまいました。ヒート1は、ラスト10分までは8番手あたりが見える集団の中にいたのに、そこでスイッチが切れて、1周で約4秒もペースダウン。そのままスローペースで終わってしまいました。ヒート2は、スタート直後から腕がパンパンで、疲労感もひどく、まるでいいところがなく一人旅でした。あまりに恥ずかしく、帰りたい気持ちでいっぱいでした。自分の全盛期を「10」としたら、いまは「2」くらい。スピードも衰えていますが、同時に体力的な部分でも厳しいものがあります。普段は仕事をしながらの参戦ですが、最高の体制で走らせてくれているチームのためにも、もっと乗り込みの時間を増やして、夏ごろまでに取り戻していきたいと思います。 


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