2015 JNCC 第4戦 ワイルドボア鈴蘭 中部全国大会 レースレポート

レース / RACING REPORT - 2015.06.18

JNCC第4戦 ワイルドボア鈴蘭
石戸谷惜しくも2位、1年に1度の特別戦「ワイルドボア鈴蘭」

 

6月14日、JNCCの第4戦「ワイルドボア鈴蘭」が開催された。他のラウンドとは異なり、このフィールドはこのレースにしか開放されず、1年に1度しか走ることができないプレミアムラウンド。毎年雪解け水で削られていき、野生味が増していくことが、ライダーにとって挑戦しがいのあるステージになっている。天候は、ほどほどの陽気で薄曇り〜晴天の間を繰り返す、クロスカントリー日和。路面状況もベストであった。
 
 鈴蘭の絶景は、ライダーの心を癒やしてくれる
 

COMP GP

 
KTM勢のエースとも言える矢野和都は、1週間前のエルズベルグロデオで体調を崩してしまったことで、今回は休養をとった。それに呼応するかのごとく、気を吐いたのは、矢野と親交も深い若手の石戸谷蓮(250EXC-F)。前戦爺ヶ岳の終了時点わずか30ポイント差でAA2ランキング2位につけており、後半戦での巻き返しが期待されるライダーである。
石戸谷は、スタートでエンジンかからず最後尾からの立ち上がりを余儀なくされるが、オープニングラップから並み居るAAライダーをごぼう抜きに。序盤でクラストップへと躍り出たが、澤木千敏(SUZUKI)との攻防戦が始まる。ピットインのタイミングで澤木にトップを明け渡してしまうものの、最終周まで静かなデッドヒートを繰り広げた石戸谷。「今回はラストラップがいつもより早い印象でした。計算して走っていたので今回は終盤のペース配分が失敗してしまいました」と語っており、結果AA2の2位に甘んじた。しかし、この1戦で見えた石戸谷のレベルアップは相当なもので、次戦以降の成績が期待される。AA1は鈴木健二(YZ250X)が今季初優勝。
また、Aクラスではルーキーの木村つかさ(250EXC)が好調、クラス9位とシングルフィニッシュを決めてきた。昨年COMP-Bでチャンピオンを決めた木村。近年、非常にレベルの高いAクラスにおいても、成長著しい若手に期待がかかる。
 
 石戸谷蓮(250EXC-F)
 
石戸谷蓮
 
 石戸谷蓮(250EXC-F)
 
木村つかさ(250EXC)
 

FUN GP

 
ある種スプリント的な要素さえ出てくるFUN GPの最上位クラスFAでは川原茂広(200EXC)が2位をゲット。一時はトップを走る快走で、ベテランの意地を見せた形。また、FUN WDでは犬飼美千代が125EXCで見事に優勝。女性にも扱いやすいフルサイズバイクとして125EXCはビギナーライダー層にも浸透中だ。
 
 川原茂広(200EXC)
 
 川原茂広
 
 犬飼美千代(125EXC) 
 

【身体メンテナンスサービスを開始】 

また、KTMでは身体メンテナンスサービスをKTM/ハスクバーナユーザー向けに無償提供。これまでのピットサービスに加えて、マシンだけでなく体のコンディションをも整えることで、より幅広くライダーのパフォーマンスを発揮できるよう、特定非営利活動法人日本手技療法セラピスト検定協会と、同協会を母体とするアイ・セラピスト専門学院と提携。ユーザーにも非常に好評、レース前・後にぜひ。

 

【かつてない「ビール」とKTMのコラボレーション】 

eniオイルを輸入販売する老舗総合商社、昭和貿易とのコラボレーションで、JNCC会場のKTMビレッジにてeni&クロンバッハビール(ドイツ)をサーバーで提供。KTM/ハスクバーナユーザーかつeniオイルユーザーであれば、無償という素晴らしいサービス。土曜16:00からのオープンは大いに賑わうこととなった。アルコールフリーも用意しており、宿への運転が控えている人にもうれしいサービス。


 【KTMオレンジアワード&ファンアワード】

KTMで参戦するCOMP全クラスの年間チャンピオン(AA/A/B/R)を、2016年JNCC全戦にシード選手として招待(年間全戦の自動エントリー)。加えて2015年度のKTMオレンジビレッジ内テントにピットスペースを優先提供、ゼッケン及び氏名を入れた看板を掲示する、というオレンジアワードを設定。 
また、KTMで参戦するFUN GPのライダーにサプライズアワードとして1位、10位、15位のライダーにKTMパーツ商品券を用意。

 

【KTMビレッジ&レーシングサービス】 

KTMジャパンではJNCCへのサポートを例年通り展開している。今戦においても、KTMユーザーが利用できるパドックであるKTMビレッジを設置(事前にディーラーへの申し込みが必要)。KTMウォーターをはじめとするドリンク類を無償提供したり、自由に使える休憩スペースを用意したりと、エントラントにも観戦者にも楽しんでもらえるスペースを提供している。 
メーカーを問わずKTMレーシングサービスも実施。KTM以外のライダーをもレーシングサポートし、レース中にトラブルを起こしてしまったライダーへのサポートなどもおこなっている。

 

[GROUP] 2015 JNCC(全日本クロスカントリー選手権)

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