2015 全日本スーパーモト選手権 第3戦 エビスサーキット

レース / RACING REPORT - 2015.06.26
 
KTM 690 SMC Rで、2015 全日本スーパーモト選手権 第3戦に参戦した「渋井健」選手よりレースレポートが届きましたので、ご紹介いたします。


2015 全日本スーパーモト選手権 S1 OPENクラス
第3戦 エビスサーキット

 

  ■出場に際し

前戦の惨敗を受け、690SMC R の本来の力を取り戻すべく、エンジンO/Hとサスをノーマル寄りに戻すカスタムを施した。公道とレース使用で4年目だがピストンは問題なく、リングとバルブの交換だけで済んだLC4の耐久性は期待以上。エビスは直線長く大排気量車にもチャンスあるため入賞を想定し、桶川スポーツランドの協力により走行後の騒音試験を繰り返し最適なバッフルを決めた。時期的にレインレースの確率が高く「BONSAI MOTO」にてティアオフや乾きの速いインナー等のレースアイテムを調達。準備万端で本番を迎えた。

   

 

■前日練習(午前)
予報通りドライ。エンジンとサスの調子は良くスライドも安定し、大型車が不利なジャンプも軽快にこなす。

   

 

■前日練習(午後)
天候が急変しウェット。翌日本番も雨予報なのでハングオフを多用したレインタイヤを減らさない走りを模索する。ドライ以上に他車に対し有利に走れたが、調子に乗り過ぎたかダート区間のロード横断箇所で転倒。打ち所悪く腕を傷めてしまった。

   

 

■タイムアタック
朝起きると腕の怪我が原因らしき高熱に見舞われ、体力温存のため1番に並び序盤でタイム出して切り上げる作戦とした。予報に反しドライで体が冷えなかったのは幸いだが、入賞狙える8番タイムが出た後は集中力が持たず、あと1周で戻るつもりが高速シケインでラインをミスし濡れた土を踏んで前転クラッシュ。怪我の悪化とフロント周りの損傷大でリタイアを覚悟した。

     
 

予選
救急室で手当て中にメカ内野氏の手腕によりマシンは元通りに復活。相変わらずフレーム等の致命傷が無い690SMC R の丈夫さに感心しながらグリッドへ。
スタートで1つ上げ7位。体の負担減と決勝は雨との想定で、ハングオフでラインを確認しながら順位キープ。

     

 

■決勝
昼食後寝込んだが回復せず、腕の痛みに加え悪寒と頭痛が酷い。
結局ドライのままだが、予選同様早期に1つ上げて入賞キープの作戦で臨む。
狙い通り1周目で6位となったが、不運にも赤旗。待たされたあげく減周無しのやり直しで体力的に更に窮地に。2回目は作戦通じず1周目は7位のまま、ハングオフは経験浅くどう抜くか焦り始めた頃にトップ勢の転倒でタナボタ6位。ミス無ければ直線最速の690SMC R は抜かれないと信じ、ひたすらキープ。参戦3年目にして、全日本モタード史上最大排気量車での初入賞を得た。

 

 

     

 

■次戦に向けて
新車時のパワーが戻ったエンジンと、ノーマルのしなやかさは残しレース向きの奥の踏ん張りを加えた「MondoMoto」カスタムのサスは素晴らしく、レースにタラレバは無いとはいえ、10周して1~6位が6秒しか離れてない今回のレースならマシン的には表彰台も狙えました。体調管理含めライダーが力不足だったのが残念です。
次戦以降は大型車に不利なテクニカルコースが続きますが、更にセッテイングを詰めレーサー勢に付いて行けるよう準備します。
今後も応援頂けますようよろしくお願いします。

Club KTM690 渋井 健
http://blog.livedoor.jp/shibukenblog-ktm690/

 

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