2015 JMX 全日本モトクロス選手権 第6戦 藤沢スポーツランド

レース / RACING REPORT - 2015.07.21
 
全日本モトクロス選手権は後半戦に突入!
 

今季は年間10戦のスケジュールが組まれている全日本モトクロス選手権シリーズは、7月18日(土)~19日(日)に岩手県の藤沢スポーツランドで開催されたこの第6戦東北大会から、シリーズ後半戦を迎えたことになる。
岩手県の一関市街と宮城県の気仙沼市をつなぐルートの、ちょうど中間付近に位置するこのコースは、小高い山の中にレイアウトされている。林の中を縫うようなセクションが多く、この時期は深緑とのコントラストが美しい。
予選やジュニアクロスの決勝が行われた土曜日は、朝から曇り空で、お昼ごろから小雨がパラついたが、本格的な降雨になることはなかった。また日曜日は、天候がすっかり回復。日中は青い空と強い日差しに恵まれ、最高気温が30度となる夏らしい天気となった。
KTM勢は、全日本最高峰クラスのIA1クラスに450SX-Fでフル参戦する「KTMうず潮レーシング福山」の星野裕(#15)と北居良樹(#13)を筆頭に、85SXで出場できるジュニアクロス、最高峰ライセンスへの昇格を賭けたIBオープンクラス、女性ライダーが熱い戦いを繰り広げるレディースクラス、そして日曜日のお昼前に行われるチャイルドクロスと、さまざまなカテゴリーで上位入賞を狙った。

 
【IA1 レースレポート】

決勝ヒート1のKTM勢は、星野裕(#15)が6番手、北居良樹(#13)が11番手で1周目をクリア。2周目、上位勢に転倒があった影響もあり、星野は5番手、北居は9番手にポジションアップ。翌周、両者ともひとつ順位を下げたが、その後はポジションをキープした。レース中盤以降、星野はライバルとのバトルに敗れてふたつポジションダウン。また北居は、大きくペースを落とした。そして星野が8位、北居が11位でフィニッシュした。

午後に行われた決勝ヒート2では、星野が7番手、北居が12番手からのレースとなった。両者とも、最初の2周は思うようにペースが上がらなかったが、その後は立て直し、星野が8番手、北居が11番手を走行。さらなる上位進出を狙った。しかしレース後半、追い上げ途中だった北居が転倒。また星野は、逆にライバルの先行を許すことになってしまった。それでも、両者は諦めることなくしぶとい走りを続け、星野が8位、北居が11位となった。

 
       
 
【ジュニアクロス レースレポート】
85SXを駆り前戦で勝利した、「KTM BOSS RACING」の鴨田翔(#1)は、スペインで開催されたジュニアモトクロス世界選手権参加のため、今大会を欠場。KTM勢は、前戦で2位に入賞した「KTM BOSS RACING」の内藤龍星(#111)と、「TEAM SAISEI」の宮野禎生(#75)の2台のみだった。10分+1周の決勝レースでは、その内藤がホールショット。1周目後半で2番手に後退したが、その後はトップのライダーを僅差でマークした。2周目、後方から1台が加わり、トップ集団は3台に。内藤は、4周目には3番手へと後退したが、直後にトップのライダーが転倒。これで再び2番手となり、優勝を狙った。しかし最後まで逆転はならず、内藤はトップと約1.2秒差の2位となった。なお宮野は、8位でゴールした。
 
          
 
【チャイルドクロス レースレポート】
日曜日のお昼休み前に決勝が開催されるチャイルドクロスは、2ストと4ストの50ccマシンが混走。今大会では、難所をショートカットしたコースを5分+1周して、クラスごとの順位を決めた。今大会のエントリー台数は12台で、うち2台がKTMの50SX。ホールショットを決めた坂田大和(#22)が、1周目から後続を引き離して、総合優勝に輝いた。
 
【ライダーコメント】
星野裕(IA1・8位/9位)
 
 

  第3戦で足を骨折し、しばらく練習やトレーニングが制限されるような状態でしたが、今大会はしっかり準備して臨むことができました。それだけに、この結果には情けない気持ちしかありません。自信はあったのですが、土曜日の段階から調子が上がらず、決勝になって慣れてきた感覚はあったのですが、上位勢とはかなりの差になってしまいました。スタートでは前に出られて、入賞が狙える位置にいたのに、結局は8位や9位という定位置。自分にがっかりしています。自分が思っている以上に、ライバルは頑張っているのだと思います。今回に関しては、完全に腕の差。ギリギリまで攻められていない部分があると思うので、日ごろからレースのような練習ができるよう、工夫を重ねたいと思います。
     
北居良樹(IA1・11位/11位)
 
  練習や予選の段階から、走りに関しては手ごたえがあり、シーズン前半と比べればかなり前向きな状態で決勝に挑むことができました。あわよくば入賞、くらいに考えていたのですが、実際の結果は厳しいものになりました。ヒート1は、途中で手のマメがつぶれ、その痛みに耐えられずにペースを落とすことになりました。ヒート2は、序盤のペースが上がらず苦しんでいたのですが、途中から2秒くらいタイムが上がり、追い上げることができました。ところがそこで、他車と接触して転倒し、再び11位に終わりました。とはいえ、これまでほど遠かった6位という目標が、少しイメージできるものに近づきました。いま必要なのは、好スタートと体力。量より質で、効率よく改善して、上を目指していきます。
     

 

 

[GROUP] 2015 JMX 全日本モトクロス選手権

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