2015 JNCC 第7戦 シーサイドバレー糸魚川・信越.north 全国大会 レースレポート

レース / RACING REPORT - 2015.10.01

石戸谷蓮、悲願のAA2タイトルを奪取

 

AA2チャンピオン獲得の石戸谷蓮(右)と矢野和都(左)
 
 
石戸谷蓮(250EXC-F)
 

矢野和都(350EXC-F)

 
 東洋最大のクロスカントリーレースJNCCも、今季は残すところあと2戦で終盤戦へ突入。第7戦の会場は、KTMオレンジフェスティバル会場でもあった糸魚川シーサイドバレー。急斜面で、ロック混じりのグラベルが中心であり、マシンパワーによる登坂力と、ライダー自身のスピードが試されるステージである。
 
 石戸谷は、この1年AA2クラスのチャンピオンに向けて、様々な取り組みをしてきており、実際に勝利数も増え結果に結びついてきた。前戦のほおのきも優勝を果たしており、この糸魚川では最終戦をまたずして2位以上の獲得でチャンピオンを確定することになっていた。
 
 COMP GPのスタートは、小林雅人(Beta)がホールショット、鈴木健二・渡辺学(YAMAHA)がトップ争いを展開。これに、350EXC-Fで走る矢野和都が食らいついていく展開。石戸谷も好スタートを切り、序盤からスパートを決めていく。
 
 矢野は中盤でトップ2名に離され、単独3番手を走行。石戸谷は、序盤の立ち上がりから榎田諒介(Honda)と激しいバトルを繰り広げるが、これに競り勝ち後半はクラス単独トップで余裕の貫禄を見せた。矢野、石戸谷ともにその順位を落とすことなく、ゴール。石戸谷はみごとに優勝してチャンピオンを決めることとなった。
 
 石戸谷は「コースはベストコンディションでしたね。コース全周にわたって石が埋まっていて体に堪えました。榎田君とは中盤まで競っていましたね。順番入れ替えながら、ずっとバトルしていました。榎田君は途中でエンストしてしまったりとか、オーバーランしたりとか、だいぶ苦労していそうでしたし、AA2で僕らを追ってくるライダーも出てきていないことがわかっていたので、無理してちぎらず走りました。一人だとペースもあがりませんし、榎田君がいてちょうどよかったですね。後半は独走態勢で余裕でした。
 
 ここ最近は、来季AA1を見据えて、総合で4位を狙うことも一つの目標になっています。終わってみれば、今回は総合で7位。少し悔しいですね」と、さらなる高みを目指す。
 
 矢野は「そもそもスピードが足りないですね。スピードは底力みたいなものなので、なかなかトップ二人を越えようと思うと難しいですね。今のところ、順位を気にしていたら前に進めない。前の二人との差をとにかく縮めて攻め続けることが大事」とコメント。
 
 また、FUN GPにおいてはFUN WBでは古川早知子が200EXCで、WDでは犬飼美千代が125EXCでそれぞれ優勝をゲット。年々、ビギナークラスでのKTMユーザーが増えており、フルサイズマシンであっても女性やトレイルマシンからの乗り換えで、充分に楽しめ、かつ結果にも結びつくことを、JNCCでは立証している形だ。
 
 

【身体メンテナンスサービスを開始】 

また、KTMでは身体メンテナンスサービスをKTM/ハスクバーナユーザー向けに無償提供。これまでのピットサービスに加えて、マシンだけでなく体のコンディションをも整えることで、より幅広くライダーのパフォーマンスを発揮できるよう、特定非営利活動法人日本手技療法セラピスト検定協会と、同協会を母体とするアイ・セラピスト専門学院と提携。ユーザーにも非常に好評、レース前・後にぜひ。

 

【かつてない「ビール」とKTMのコラボレーション】 

eniオイルを輸入販売する老舗総合商社、昭和貿易とのコラボレーションで、JNCC会場のKTMビレッジにてeni&クロンバッハビール(ドイツ)をサーバーで提供。KTM/ハスクバーナユーザーかつeniオイルユーザーであれば、無償という素晴らしいサービス。土曜16:00からのオープンは大いに賑わうこととなった。アルコールフリーも用意しており、宿への運転が控えている人にもうれしいサービス。


 【KTMオレンジアワード&ファンアワード】

KTMで参戦するCOMP全クラスの年間チャンピオン(AA/A/B/R)を、2016年JNCC全戦にシード選手として招待(年間全戦の自動エントリー)。加えて2015年度のKTMオレンジビレッジ内テントにピットスペースを優先提供、ゼッケン及び氏名を入れた看板を掲示する、というオレンジアワードを設定。 
また、KTMで参戦するFUN GPのライダーにサプライズアワードとして1位、10位、15位のライダーにKTMパーツ商品券を用意。

 

【KTMビレッジ&レーシングサービス】 

KTMジャパンではJNCCへのサポートを例年通り展開している。今戦においても、KTMユーザーが利用できるパドックであるKTMビレッジを設置(事前にディーラーへの申し込みが必要)。KTMウォーターをはじめとするドリンク類を無償提供したり、自由に使える休憩スペースを用意したりと、エントラントにも観戦者にも楽しんでもらえるスペースを提供している。 
メーカーを問わずKTMレーシングサービスも実施。KTM以外のライダーをもレーシングサポートし、レース中にトラブルを起こしてしまったライダーへのサポートなどもおこなっている。

 

[GROUP] 2015 JNCC(全日本クロスカントリー選手権)

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