2015 JMX 全日本モトクロス選手権 第9戦 オフロードヴィレッジ

レース / RACING REPORT - 2015.10.06
 
ジュニアクロスの鴨田翔は連勝を継続!
 

今季の全日本モトクロス選手権シリーズは、残すところ2大会となり、10月3日(土)~4日(日)に埼玉県のウエストポイント オフロードヴィレッジで、第9戦関東大会が開催された。
2011年から隔年で、春だけでなく秋にも実施されるこの関東大会。その舞台となるオフロードヴィレッジは、荒川堤防脇のフラットな土地に設けられた、スーパークロステイストのコースとなっている。コース幅は狭く、パッシングポイントが非常に少ないことから、スタートが好成績獲得への大きなカギとなる。
今大会は天候に恵まれ、土日とも基本的に晴天。決勝日の最高気温は26度まで上昇し、お昼前後はとくに日差しが強く、夏を思わせる陽気となった。
KTM勢は、全日本最高峰クラスのIA1クラスに450SX-Fでフル参戦する「KTMうず潮レーシング福山」の星野裕(#15)と北居良樹(#13)を筆頭に、最高峰ライセンスへの昇格を賭けたIBオープンクラス、女性ライダーが熱い戦いを繰り広げるレディースクラス、併催レースとなる2スト85ccと4スト150ccの混走により15歳以下のライダーがしのぎを削るジュニアクロスや、日曜日のお昼前に行われるチャイルドクロスと、さまざまなカテゴリーに参戦。優勝や上位入賞を狙った。

 
【IA1 レースレポート】

決勝ヒート1、KTMを駆る星野裕(#15)は、1周目を7番手でクリア。上位勢が縦に長いトップグループを形成する中、レース中盤まで最後尾ながら集団に加わった。一方、同じくKTMを操る北居良樹(#13)は、1周目14番手と出遅れると、その後はペースが上がらず、レースが後半に入ったところでようやく12番手に浮上した。その後半、それまで粘り続けた星野のペースが落ち、ラスト5周でふたつポジションダウン。星野は9位、北居は11位でゴールした。

決勝ヒート2では、北居が抜群のスタートダッシュをみせ、1周目に一時は2番手まで浮上。ジャンプで転倒しそうになりながらも、4番手で1周目をクリアした。2周目にふたつ順位を落としてからも、北居は上位グループに踏み止まっていたが、その後は徐々に順位を落とし、12位でゴールした。また星野は、スタート直後の1コーナーを5番手前後でクリアしたが、その直後に他車と空中接触して転倒。この影響から、14位でレースを終えた。

   
 
【ジュニアクロス レースレポート】
85SXを駆る「KTM BOSS RACING」の内藤龍星(#111)が、トップで1コーナーをクリア。内藤のチームメイトで全日本3連勝中の鴨田翔(#1)は、5番手の位置を確保した。混戦の中、鴨田は激しく追い上げ、1周目をトップでクリア。内藤がこれに続いた。レース前半、鴨田は徐々にリードを拡大。内藤は後続の追撃を許した。レースが後半に入った4周目最初のコーナーで、内藤が転倒。ライバルと接近戦のバトルを繰り広げていた、同じく「KTM BOSS RACING」から参戦する岸桐我(#48)に次ぐ、5番手に後退した。内藤の
 
     
 
【チャイルドクロス レースレポート】

2ストと4ストの50ccマシンが混走するチャイルドクロスは、大幅にショートカットされた1周1分強のコースで、5分+1周により競われた。出走台数は14台で、KTM勢は2台の50SXがBクラスに出場。レースは、ホールショットを奪った生嶋竜樹(#19)を、連勝中の高橋生真(#88)が僅差で追ったが、ラスト2周のところ

 
【ライダーコメント】
北居良樹(IA1・11位/12位)
 
 

  ヒート1は、スタートダッシュそのものは悪くなかったのですが、1コーナーでの攻防に敗れ、ほぼ最後尾からのレースになってしまいました。そこから追い上げていきたかったのですが、パッシングポイントが非常に少ないコースとあって苦労し、ペースも上げきれず下位に沈みました。ヒート2はスタートが決まり、1周目には4番手から2番手まで上がれました。ジャンプで失敗して順位を落としてからも、5番手前後を走れていて、チャンスはあると思っていたのですが、じつはマシンにトラブルを抱えていて、だましながら走っていましたが、最後はタイムを落としました。とはいえ、課題のスタートを決めたことで、最初からトップ集団で走れば速いペースをつくれると思い知らされたし、トップ集団で走れるスピードがあることも確認できました。気持ちを切り替え、最終戦に臨みます。
     
星野裕(IA1・9位/14位)
 
  ヒート1は、序盤からずっと7番手を走り、トップが見える位置で4番手争いに加わっていたのですが、後半に入ったあたりから体力的に厳しくなり、順位を落としてしまいました。なんとかもう少し粘れていれば、終盤に上位勢がドタバタしたようなので、チャンスはあったはず。そう考えると、非常にもったいないレースでしたが、いずれにせよ7番手からふたつ順位を落としたのは余計でした。ヒート2は、スタートを5番手くらいで決めたのですが、ジャンプで他車に接触され、転倒してしまいました。これで30秒以上も遅れ、なにもできませんでした。今回、カラダの調子もよく、表彰台を狙えると思っていただけに、ヒート2を転倒で落としてしまい、心もカラダも痛かったです。悔しくてたまりませんが、最終戦では観てくれている人たちに感動が伝わる走りをしたいと思います。
     
 鴨田翔(ジュニアクロス・優勝)
   
  もちろん全日本4連勝を狙ってきました。ところが、人のせいにするつもりはないのですが、父のミスなどで練習走行の周回数が少なくなってしまい、さらにお昼休みに大量の散水がされたことでコースがマディのような状態となってしまい、不安だらけで決勝に臨むことになりました。その決勝は、スタートがあまり決まらなかったのですが、コースの後半部分でがむしゃらにアクセルを開け、うまくトップに立つことができました。途中でミスもあり、トップ独走中も余裕はなくヒヤヒヤだったのですが、勝ててよかったです。

 

 

[GROUP] 2015 JMX 全日本モトクロス選手権

KTMイベント情報