2015 JNCC 第8戦 AAGP.爺ケ岳/国際大会 レースレポート

レース / RACING REPORT - 2015.11.12

JNCC最終戦AAGPは、斉木達也が日本人2位に!
KTMがAクラス上位4名を独占
 

エントリー数690台、東洋最大のクロスカントリーレースとして開催されたJNCC最終戦AAGP。残念なことに、昨年と同じく雨中のレースになってしまったが、降雨量は1時間あたり1ミリ程度といったところ。また、会場の爺ヶ岳スキー場名物であるガレセクションは、そのほとんどが雨の影響で、しっかりとラインができ、例年よりもイージーなレースだったとの評が多かった。

今戦より、山梨の名門チームXPKから斉木達也が250EXC-Fを駆って参戦。全日本モトクロスでもIBダブルチャンピオンをとっている実力のあるライダーで、この数戦JNCCのAクラスを席巻しており、活躍が期待されるところだ。

矢野和都 
 
斉木達也
 
木村つかさ
 

林友太

GNCCのトップライダーであるJ・ストラング(Husqvarna)およびC・バック(Honda)が、スタートから後続を引き離していくレース展開。350EXC-Fに乗る矢野和都は、スタートで大きく出遅れてしまうものの、一気にAAライダー達をごぼう抜き。ガレクライムを終えたところでなんとトップに。しかし「2周目からの二人のペースが半端じゃなくて、パスされたあとはすぐにいなくなってしまいました」と矢野は言う。
一方、Aクラスでの出走である斉木は矢野よりも遅れてスタートしたが、こちらもAAを次々にパスしていき、中盤で矢野までもパス。総合4位、日本人内2位(1位は渡辺学)となった。Aクラスは、斉木が1位、2位に斉木のチームメイト林友太、3位が木村つかさ、4位に岩鬼久重とベスト4をKTMが独占する結果。
FUN GPでは、GNCCレジェンドのR・ホーキンス(YAMAHA)が貫禄の1位。日本人1位は250EXCに乗る神馬健が奪取。紅葉で橙色に染まった爺ヶ岳に、KTMオレンジが映えた1日となった。

矢野和都
「なぜか今回はモチベーションが高くて、ベストな状況でした。腕上がりもしなかった。いつもは爺ヶ岳の場合、3周目くらいでハードになっていってやられるんですが、エルズベルグで練習を重ねた効果が出たのか、ペースも維持できました。
斉木は速いですね、僕が1年目を戦ったときのような勢いがあって、それを終盤まで持続することができるのが強みです。ライバルとしては嫌な存在ですけどね」

斉木達也
「今回はストラングとバックがターゲットでしたが、スタートから離されてしまいましたね。前日のGAIAでの練習でも見ていたんですが、彼等のスピードには、このままでは勝てないなとは思ってました。
来季はAAで戦うことになりますが、(渡辺)学さん、(鈴木)健二さんを追い越すことが目標です。AAGPでもタイム的には同じようなレベルで走れていましたし、マシンさえもってくれれば勝負できない相手ではないと思いますね。250EXC-FはこのAAGPでも全然へこたれなかったですから。
250EXC-Fはタフで速いマシンですが、これまでリンク付きのマシンに乗ってきたこともあって、リンク付きのほうが慣れています。できればSXシリーズで参戦したいと思っています」

斉木達也
 
 

【身体メンテナンスサービスを開始】 

また、KTMでは身体メンテナンスサービスをKTM/ハスクバーナユーザー向けに無償提供。これまでのピットサービスに加えて、マシンだけでなく体のコンディションをも整えることで、より幅広くライダーのパフォーマンスを発揮できるよう、特定非営利活動法人日本手技療法セラピスト検定協会と、同協会を母体とするアイ・セラピスト専門学院と提携。ユーザーにも非常に好評、レース前・後にぜひ。

 

【かつてない「ビール」とKTMのコラボレーション】 

eniオイルを輸入販売する老舗総合商社、昭和貿易とのコラボレーションで、JNCC会場のKTMビレッジにてeni&クロンバッハビール(ドイツ)をサーバーで提供。KTM/ハスクバーナユーザーかつeniオイルユーザーであれば、無償という素晴らしいサービス。土曜16:00からのオープンは大いに賑わうこととなった。アルコールフリーも用意しており、宿への運転が控えている人にもうれしいサービス。


 【KTMオレンジアワード&ファンアワード】

KTMで参戦するCOMP全クラスの年間チャンピオン(AA/A/B/R)を、2016年JNCC全戦にシード選手として招待(年間全戦の自動エントリー)。加えて2015年度のKTMオレンジビレッジ内テントにピットスペースを優先提供、ゼッケン及び氏名を入れた看板を掲示する、というオレンジアワードを設定。 
また、KTMで参戦するFUN GPのライダーにサプライズアワードとして1位、10位、15位のライダーにKTMパーツ商品券を用意。

 

【KTMビレッジ&レーシングサービス】 

KTMジャパンではJNCCへのサポートを例年通り展開している。今戦においても、KTMユーザーが利用できるパドックであるKTMビレッジを設置(事前にディーラーへの申し込みが必要)。KTMウォーターをはじめとするドリンク類を無償提供したり、自由に使える休憩スペースを用意したりと、エントラントにも観戦者にも楽しんでもらえるスペースを提供している。 
メーカーを問わずKTMレーシングサービスも実施。KTM以外のライダーをもレーシングサポートし、レース中にトラブルを起こしてしまったライダーへのサポートなどもおこなっている。

 

[GROUP] 2015 JNCC(全日本クロスカントリー選手権)

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