JNCC 第2戦 小池田猛 VS 斉木達也がシーズンを席巻するか、プラザ阪下で見せた小池田のぬきんでた実力

レース / RACING REPORT - 2016.03.20

JNCC 第2戦 小池田猛 VS 斉木達也がシーズンを席巻するか、プラザ阪下で見せた小池田のぬきんでた実力

日時 3月20日
会場 大阪府プラザ阪下

最上級トップカテゴリーAA1のルーキーながら、九州でデビューtoウィンを飾った斉木達也の旋風さめやらぬまま、JNCCは第2戦へ突入。前日の雨の影響で、プラザ阪下はところどころに大きな水たまりが残るものの、全体的にはグッドコンディションと言えるものであった。当日には晴れわたり、春先の暖かさが垣間見えるクロスカントリー日和。コース脇には、桜とおぼしき花もちらほらと芽吹きだしていた。

今シーズンから、デッドエンジンスタートがAAだけでなくCOMP GPのすべてのクラスに採用されたこともあり、一気にそのスタート方法が知れ渡っている感があるが、このデッドエンジンスタートにおいてKTMはとても大きなアドバンテージを持つ。他メーカーに先駆けて採用したセルスターターや、特に2ストモデルにみられるたぐいまれなる始動性能、これらがうまく作用することで、多くのJNCCではKTMがホールショットを決めている。

このサザンハリケーンでも、みごとにホールショットで飛び出したのは、話題の中心人物斉木であった。小池田もいい位置につけ、すでにこの時点で二人のデッドヒートが予見されるなか、ヤマハ勢の鈴木健二・渡辺学が斉木・小池田を追う展開に発展。しかし、1周目で渡辺はブレーキを破損してペースダウン、小池田がトップを奪ってからは斉木と鈴木の熾烈な2位争いがはじまった。

一方、集団を抜け出しつつあった小池田は開幕戦の反省をふまえて、今大会では安全策をとる決断をし、中盤にかけて斉木を引きはなしていく作戦。鈴木が斉木に遅れ出すと、斉木は小池田を捉えようとするもののかなわず、対して小池田は終盤になってファステストラップを決めるほどの気合いの入れようを見せつけ、みごと開幕の雪辱を果たした。

斉木達也(250SX-F)

小池田猛(350EXC-F)

斉木達也

小池田猛

小林雅人(250EXC-F)

石戸谷蓮(250EXC)

林友太(450EXC)

斉木達也

「前半のペースがあがらなくて、一気に離されてしまいましたね。前回、マメがひどかったのでマメできないやつをもらってつけたら、逆効果でした。一周目で速攻で腕あがっちゃって、やばいなと思って。それをピットのときにはずすのに時間かかって一気に離された感じですね。5周くらいしてから、とりあえずピット入ったんですが、その時にもう小池田さん2分くらい離れちゃって、で、健二さんも1分半くらい離れちゃった。必死に追い上げましたよ。健二さんはたぶん、250乗るとたぶんクセモノですけど、125乗ってる間はなんとかなります。俺、今日は後半は乗れてたんで、やられないぞ、と。たぶん後半勝負しかけられても後半は逃げられる自信がありました。
小池田さんが飛び抜けて速いのは、最初からわかってたこと。ラッキーパンチが当たれば抜けるっていう感じです。ガチでやったら絶対勝てない。どちらかといえば、やっぱ、周りがみんな面白かったよって言ってくれれば、俺としては満足ですね。
あと、最近はバイクのサスセッティング作りに悩んでます。どうしてもエンデューロ仕様にするのが難しい。今回も、何パターンかテストしましたが、まだなかなか硬いままなんです」

小池田猛

「前回はけっこう斉木もバーっと逃げてたんですけど、今回はミスが多くて、攻め切れてない感がけっこうありました。ちょっと前でてやったら、周回遅れと絡んだときにちょっと離れたんで、チャンスだなと。グローブが調子悪くてピットに入ったみたいですね。
僕は、今回ちょっと風邪気味でした。鼻水と咳とがまだ残っています。
開幕戦をおとしちゃったんで。3位くらいに入っておけば良かったんですけど、ちょっとほっとしています。周回遅れのパス仕方が常に来るから、そこで焦ってあわてて仕掛けて転んだりしたらまずいので。勝てる時に勝っておかないと。レースなんで。
やっぱ斉木くんは一瞬のスピードはあるので、そこで一緒に争うのはやっぱ楽しいし、そこで争って彼がどんどん体力がついてきて、経験つけばいいとは思います。でも、斉木君がエンデューロっぽく、ちょっと始め抑え気味になるとちょっと厳しいなと。あのままの勢いで体力ついてくればすごく面白い存在ですよね。」

TRY Womensで初参加初優勝、井出川まみ。2019年のダカール・ラリー感想を目標に、レースを組み始めた全日本モトクロスレディスクラスのレジェンド

[GROUP] 2016 JNCC(全日本クロスカントリー選手権)

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