「KTMらしさを活かした、もっと他のアプローチも必要でしょうね」 by KTM JAPAN ミヒャエル・シャノー氏 第2回

ブランド・ヒストリー / BRAND & HISTRY - 2012.12.18

ミハエル・シャノー氏は日本のストリートセグメントを刺激する方策を常に考えています。私感も交えシャノーの熱いメッセージが続きます。そのアイディアと意見の中には、KTMが目の肥えたマーケットから学習する好機を睨んでいるようにも思えるのですが……。
「私たちKTMが持っているオフロードでの伝説的なブランドであること。そのテクノロジーを基盤としてストリートモーターサイクルを造っています。もちろん、エキスパートライダーにはその事実がどのような結果をストリートバイクにもたらすのか理解いただけるはずです。しかし、多くのストリートライダー、あるいは新しくモーターサイクルの世界に入ってきたライダーにとって、私たちKTMのモーターサイクルがREADY TO RACEというスローガンを製品の成り立ちから理解することや、想像をすることが難しいかもしれません。性能を引き出すためにシート高がその人にとって高すぎるとしたら選択肢にははいりません。そのためにはまた別のアプローチが必要になるはずです。そうでなければ受け入れて頂くことそのものが難しくなる。

REDY TO FUN、REDY TO RIDE! そんなイメージでライフスタイルを広げるモーターサイクルの提案もしてみたい、とシャノー。


REDY TO FUN、REDY TO RIDE! そんなイメージでライフスタイルを広げるモーターサイクルの提案もしてみたい、とシャノー氏。

 

 

経験が充分ではないからKTMではないブランドのモーターサイクルを選びましょう、という考えを払拭して行く必要があると考えています。つまり、 READY TO RACEという部分よりREDY TO FUNであることを重んじる方向も必要だと考えています。これは近い将来導入を予定している125㏄のストリートバイクに限った話しではありませんが、たとえばモーターサイクルがもたらすライフスタイルを考えてみると、週末に街を出てツーリングに出掛けます。土曜に家を出て日曜に戻る。その間に楽しい気分をタップリ味わう。そして月曜に仕事に戻るための鋭気を養うのです。リラクゼーションです。そのために走ることのほうが多くのライダーにとって求められていることなのかもしれません」

シャノーはこうしたオピニオンを経て再び125㏄のストリートバイクという新しいセグメントを迎えるために大切なことについて続くのです。
(続く)

長い時間を掛けて日本のマーケットを見てきたシャノーならではのアイディア、意見。日本の市場にKTMがフィットする方法を本社に進言することも大切な仕事の一つです。

長い時間を掛けて日本のマーケットを見てきたシャノーならではのアイディア、意見。日本の市場にKTMがフィットする方法を本社に進言することも大切な仕事の一つです。

 

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