2013 1190 ADVENTURE 試乗レポート

ライディング / RIDING & TRY REPORT - 2013.02.22

2013年 KTM 250 EXCで、JNCC COMP Aクラスに
参戦する"川村真理子"選手が、スペインのテネリフェ島で
行われた「1190 ADVENTURE」の試乗会に参加。
その様子をお伝え致します。

 

 

オフロードバイクの世界に入って18年。
今まで、山の中やコース場でしかほとんど走った事が無い。
公道も、免許は持っているけれど車ばかり。
オンロード経験は昔、サーキットで軽く乗せてもらったくらい。
そんな、アスファルト初心者の私がKTMのNEWモデル、1190 ADVENTUREの試乗会へ行く事になった。

場所はスペインのテネリフェ島。ヨーロッパよりも少しアフリカに寄っている島。
飛行機で、待ち時間を含めなくても17時間かかったけれど そこは私が今まで目にした事が無い、素敵すぎるリゾート風景が広がっていた。
島の真ん中にスペイン最高峰のテイデ山があって、その周りにバナナ農園が沢山。
海はもちろんキレイで、気温もカラッと暑いくらいの良い気候だった。

ホテルに着いたら、KTMの旗がヤシの木の周りに何本も立っていて驚いた。
更にロビーに行ったらフロントのすぐ隣りに今回のNEWモデルの1190 ADVENTUREまで展示してあり、部屋のキーカードにまで1190 ADVENTUREが印刷されていて まさに驚きの連続だった。

初めて実車に跨ったのは、その夜に開かれた前夜祭の時だった。
ロビーで見た時も大きく感じたけれど、跨ろうとすると更に大きく思えた。
しかし、跨ってみると思っていたよりも足がついた。
「これに明日乗るのか!」と自分で自分に問いかけていた。

緊張と不安と、でもドキドキと楽しみな気持ちを抱えながら 次の日の試乗会を迎えた。
朝、説明会が開かれた。
ABSやエンジンなどの細かな部分をいろいろと説明しているようだったけれどやっぱり全部英語なので、ほとんど聞き取れなかった。こんなに英語できるようになりたいと思ったのは初めてだった。

説明を受けたらすぐに着替えて、いよいよ試乗する事になった。
すると、KTMスタッフの方がシートの高さを調節してくれた。
跨ってみると、昨日乗った時よりも足つきが良くなった。
これなら安心して乗れそうだ!と思っていると、既に試乗するためのツーリングの先頭がスタートしていた。今回の試乗会は、どうやらツーリングしながら試乗するみたいで所々カメラで写真を撮ってくれるという事らしい。

先頭が走り出したので、私もドキドキしながらアクセルをまわす。
すると、驚くほどにスムーズに走り出した。
私が想像していたよりもはるかに軽やかだった。
乗れるのだろうか?と思っていた気持ちはすぐに払拭された。

走り出してからも順調だった。
テイデ山を上るルートは、コーナーの連続だったけれどそれでなんとなくバイクとのフィット感を高めることが出来た。
午前中、テイデ山を下るルートでまたコーナーの連続になった時上手くバイクをコントロール出来なかったのでお昼に周りの方に聞いてみたところ、「FブレーキだけかけてもRブレーキが作動する」という話を聞いた。

早速、午後に試してみるとRブレーキをかける動作が1つ減るので バランスを崩す事なくコーナーに進入する事が出来た。なんて良いバイクなんだ!
それと、左手付近にあるスイッチを操作するとストリートモードとスポーツモードに切り替える事が出来ると最初に教わっていた事を思い出した。
やっと慣れて来たので早速操作してみる。アクセルを戻すと切り替わるらしい。
実際に切り替えてみた所、サスの入り方とかエンジン特性が変わったような気がした。
私としては、コーナリングしやすかったスポーツモードがお気に入り。

そんな事をしているうちに、テイデ山の山頂に辿り着いたようで今まで見たことが無い、なんともステキな景色が広がっていた。
私のテンションはMAX!更に1190 ADVENTUREでそんな景色の中、駆け抜けて気分も爽快!
私の人生で、こんなにも長時間気持ち良く公道を走った事は無かった。
夕暮れに向けて、テネリフェ島も良い色に染まっていた。

出発地点のホテルに帰って来たのは18時ごろ。
乗り終えての皆の感想は「いや~楽しかった!最高!」
私の中に今まで無かったバイク、KTM 1190 ADVENTURE。
乗り終えても、また乗りたいと思わせてくれるバイクだった。

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